扉の開き方
あまり気にかけたことのない部分かもしれませんが、その開き方にも様々な考え方があります。
★基本は内開き
部屋に入るドアは、廊下から室内に向かって押して入る開き方「内開き」が基本です。理由は、外開きではいろいろ不便なことがあるからです。たとえば、狭い廊下側にドアを引いて開けるには、身体を大きくねじる必要がありますし、狭い廊下側でいきなりドアが開けば、廊下にいる人とぶつかる危険があります。
しかし、トイレの開き方は別です!!
★トイレは外開き!
トイレだけ外開きの理由。それはトイレ内で倒れたときのことを考えてです。倒れた身体が邪魔になり外からドアを開けて助けに入れないことがあっては救出が遅れてしまいます。そのためトイレだけ外開きなのです。
また、トイレ用の扉は外開きでも邪魔にならないようサイズが小さく設計されています。ドアを拭き掃除しながら「あれ?トイレのドアだけ他より小さい?」と疑問に思ったことがあったのですが、なるほど。そういう訳だったのですね。
イラスト参照元/http://senior.ereform.net/toilet/toilet008.html
ちなみに公衆トイレは防犯面を考えて内開きになっています。中から抑えて侵入を防ぐことができるからです。
扉の開きが、内か外か?
普段生活している中で、なかなか気にすることはありませんよね。でも、話しを聞くとなるほど〜!と思います。きっと一つひとつ考えて設計されているので、何の違和感もなく生活ができるのだと思います。
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